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iPodの刺客ソニーのRolly(ローリー)って・・・

今年の9月の初めに、SONYから満を持して、「iPodキラー」としての期待を込められた新製品が発売されました。
 
この製品のリリースに際しては、音楽プレーヤーRolly(ローリー)とだけ公表され、

ソニーサウンドエンターテイメントプレーヤー Rolly(ローリー)

「音楽の『新しいリスニング・スタイル』を提案する」とか、
「サウンドエンターテインメントプレーヤー」とか、
「ソニーがこれまで培ってきたさまざまな技術の粋を集めて創られた新しいオーディオ商品」であるとか、
「クリアなサウンドを楽しむだけでなく、さまざまな生活シーンにおいて、多彩な音楽の楽しみ方を実現する」
 
などの謎めいたプロモーションだけが行なわれておりました。
 
それが、いよいよ、公開となったのですが、いざ、蓋を開けてみると、そこにあったのは、卵の型や大きさをした、手のひらサイズのスピーカー一体型音楽プレーヤーでした。
 
音楽に合わせて本体が回転したり、本体を転がして曲送りができるのが特徴だそうで、「サウンドエンターテインメントプレーヤー」として新市場を開拓する意気込みなのだそうです。
 
実際この現物を見たとき、正直、「なんじゃ、こりゃ?」と、思いました。
 
はっきり言って、2004年秋に、マサチューセッツ工科大学メディアラボの産業デザインクラスのガウリ・ナンダという学生が考案した、「目覚ましのアラームが鳴ると同時に、走って逃げて飛び降りるというロボット式目覚まし時計」の

NANDACLOCKY〔ナンダクロッキー〕アラームクロック』 (税込価格: 8,400 円)の二番煎じのようでした。

これのどこが、「iPodキラー」なのでしょう?
 
SONYといえば、その昔から夢のあるAV機器を生み出してきた憧れの企業だったのですが、近年はその凋落ぶりが何かと話題になっています。
 
かつては、SONYのロボット技術力の象徴的存在だったAIBOも、業績不振の際のリストラ策の一環として生産停止となり、その技術は今ではトヨタに提供されているといいます。

さて、ここでそろそろ、本物の「iPodキラー」のお話をしましょう。
 
正確にいえば、音楽プレイヤーとしての「iPod」への刺客ではなく、携帯マルチ機能端末としての「iPhone」のライバル的存在の話です。
 
かつては、ザウルスなどのPDAの有力ライバルとしてビジネスマンに愛されたPalmという端末があったのですが、PDA市場が縮小されるにあたり、日本から撤退してしまいました。
 
しかし、アメリカや欧州では今では、スマートフォンとしての進化を続け、特に欧州ではiPhoneへの対抗機器として、物凄いデザインと機能の3G/UMTS対応のスマートフォン「Palm Treo 500v」が投入されたりしています。
 
こういう状況を見ると、日本はまだまだ、蚊帳の外だなあと思ってしまいますね。

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